もっちゃん

魔法にかけられてのもっちゃんのレビュー・感想・評価

魔法にかけられて(2007年製作の映画)
3.6
アニメと実写のディズニーの両方を楽しめる二度おいしい作品。今までのディズニー作品のオマージュも多くあり、これまでの完成形みたいなもの。

終始エイミー・アダムスの可愛さに釘づけでストーリーの良し悪しなどはどうでもいい(笑)彼女ほどディズニーヒロインが似合う女優はいないのではないかというほど完成されている。
過剰に喜怒哀楽を表す演技や身振り手振りがどれもあざとくない。むしろ可愛い。もうホントに。続編があったら見に行くかもしれない(笑)

そしてボケーと見ていたら、脇役でイディナ・メンゼルが登場。彼女のミュージカルシーンを期待していたのだが、全くのノータッチに苦笑。今思えば何とももったいない使い方である。

そして予定調和的な展開はいかにもディズニー作品らしいが、今回はそれに磨きがかかっていた。何も考えずに見れるという意味では持ってこいの作品だが、なんだか物足りなく感じた。
そして最後のみんな幸せという展開にも少し違和感。最終的に白黒はっきりつくのが、寓話的であり、教訓的なのだ。エイミーが可愛いだけに惜しい。