Yukiko

ロード・トゥ・パーディションのYukikoのレビュー・感想・評価

4.2
2019年6月7日
『ロード・トゥ・パーディション』2002年制作
監督、サム・メンデス。
ダニエル・クレイグ主演の『007』シリーズの監督さんだ。

アメリカ、大恐慌の時代。
イリノイ州ロックアイランド。
マイケル・サリヴァン(トム・ハンクス)は妻と二人の息子がいる。
彼はアイルランド系マフィアの仕事を請け負っていた。
そのボスのジョン・ルーニー(ポール・ニューマン)の息子
コナー(ダニエル・クレイグ)の画策による出来事で、ボスの
父からミスを責められ、その出来事を覗き見たマイケルの
息子(タイラー・ホークリン)の殺害を企てる。
コナーに妻子を殺され、マイケルは長男を守りながらジョンと
コナーへの復讐を誓う。
が、マイケルの許へ殺し屋マグワイヤ(ジュード・ロウ)が
派遣される。


出演者のこの豪華メンバーに驚き(゚-゚)
観ないでおれるか!?と、金曜日の夜のお楽しみにと早速鑑賞。

緊張したりハラハラしたりが殆どなかった。
銃撃戦のシーンにも物静かな音楽が流れ、全体を通して、
映像が素晴らしく、静かな映画だ。
随所でセンスあるカメラワークが観られた❤
台詞をごちゃごちゃ喋るシーンは少ない。
演技や仕草で語るような感じ。
重厚感と言うほどに重い感じでもなく。
でも、のめり込むように観た。
皆、演技達者!

マフィア映画なのですが、マフィアに重きを置くよりも、
マイケル親子と、ジョンとコナー親子の繋がりが話の
メインのようです。

ジュード・ロウさんの特異なキャラクターが際立っていた。
もっと観たかった。
頭髪を抜いた!とwikiに記載があった。
ダニエル・クレイグさんが勝手に物事をいじる悪役?
のキャラクターが珍しい。
Yukiko

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