エリ

69 sixty nineのエリのレビュー・感想・評価

69 sixty nine(2004年製作の映画)
3.0
何となく「ぼくらの七日間戦争」とイメージが重なりながらの鑑賞。
わかってても笑ってしまう部分もあり、時代背景も好きだったり。でも個人的に、ツボ度は浅め...若い時に見たらもっと笑えたのかな(^_^)

太田莉菜ちゃんの独特な透明感や、みんなで撮影したあの映像が、その時代を感じさせて、そこは笑ったし見入ったしツボだった。
妻夫木くんとのシーンも、ふたりがただただ可愛い!廊下ですれ違うだけでテンション上がっちゃうの可愛いし、それにニコッと微笑み返すのも可愛すぎる。付き合ってないふたりが、カメラ持ってあちこち行くのとか...ときめくよね。

観ていて、妻夫木聡より安藤政信につい目がいってしまったんだけど、たまに見せる鋭い目つき、若き頃の吉井和哉に重なってちとドキッとした!

今回鑑賞を思い立ったキッカケも、愛するバンド
THE YELLOW MONKEYの楽曲が挿入歌のひとつであったためなんだけど、

ずいぶん前、テレビをつけっぱなしでうっかり寝ていたところ、流れる吉井和哉の歌声で「ガバッ!!」と目覚めたらこの映画が放送されていた。

「夜明けのスキャット」を聴く度に思い出しやっと本作を鑑賞したのだけど、その真夜中に偶然聴いた記憶の中では色々自分なりのイメージがついていた。

昭和の由紀さおり名曲の、イエローモンキーver.が流れるわけで!

ファンとしては、若き頃の吉井和哉のあの声と色気、バンドの重なる音が、聴く度に夜の憂いやじとつく雨を連想させるわけです。

日本の映画だし、勝手にそんな「憂いと刹那と、雨でじっとりした(何だったらエロスを感じる)ここ一番の見せ場」で曲がかかるもんだと思ってたら!
首を長くして待ち構えていたら!!

なんか割と、
どーーー〜〜〜でもいいところで、チョロッ〜とかかってオワタwwwwwwwwwwww
(いや、見せ場に違いはないかもだけど、そんな雰囲気皆無なのね!w)

あっさりすぎワロタwwww
\(^o^)/
ってつぶやきたくなるくらい、拍子抜けした 笑

憂いが無いかと言われたら無くはないかもしれないけど、いかんせん昭和のエロスを想像しすぎて全然違かった本作でした 笑
エリ

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