のっけから、キリストの受難は…で始まった…。
昔の香港空港跡地のあたりから臨む香港のビルの影。
懐かしく思っていました。暫く香港いってないな。また行けるひがくるだろうか。
音楽の使い方がとても好みでした。
なんでしょう?叙情的な気持ちにさせてくれます。
イ・ビョンホンのお仕置きシーン、鬼気迫ってます。
荒地でわななく演技が素晴らしかった…!
ジョシュとは対照的な、地獄を見てきた男。
香港映画でよく、白ブリーフのシーンがあるのですが、これもご多分に漏れず…。ジョシュが見せてくれます!素敵なものをありがとう!
プロファイラーのように、シリアルキラーと同化し、囚われたジョシュは、同じよう木村拓哉演ずるシタオが持つ身体の傷を体験して、シタオに近づこうとする。
木村拓哉は日本のドラマより、すごく良かった。どっちが、木村拓哉なんだろう…。
トラン監督作品には異質な彼の存在が、作品に色を添えている。
ジーザスとも、妄想癖のある者とも、色々取れる。自らの肉体を用いてヒトを癒し続ける男。
3人の男たちはキリストの受難という言葉を軸に、苦しみを体現していくような…。
結論はどうでもいいのかもしれない。
感じろ!というタイプの作品なのでしょう。
個人的にはとても良いのですが、難解さに星をつけました。