このレビューはネタバレを含みます
結論から言うとラストが好きではない。
現代版人魚姫なんだろうが。
セイレーンに魅入られた人は死んでしまうのです。確か。歌声で惑わし、美しさで惑わし、命を奪う。
ナイトクラブのバンドメンバーに拾われた?拾わせたから、ショーに出る。
ミュージカルなんですね。一部。ちょっと冗長でもあるけど。
魚臭いと言いながら、家に置く矛盾。人魚姿の時のやけに長い尾。ぬらぬらとした質感がより、魚を表していてリアル。でも、人魚姫から魚の臭いがするのは興醒めだと思うんです。どっちかにしといてくれたら良かったかも。
この世界は人魚も角を持ったものもいる世界のようです。
男のために脚が欲しいなんて、愚かだなぁ。無いものを、欲しがる男なんてすぐに気が変わるゴミなのにねぇ。だから、最後はめっちゃめちゃにしたら面白かったのになぁ。そして、知らん顔して他の土地へ泳いで行くのよ。肉食なら、そうするんじゃないだろーか。
と、個人的に思った次第。
幼心が監督にはあったようです。