2019年10月1日
『何がジェーンに起ったか?』 1962年制作
監督、ロバート・アルドリッチ。
1917年。
ハドソン家の姉妹、ブランチとジェーン。
妹の6歳のジェーンは「ベイビー・ジェーン」と
呼ばれる人気子役だった。
しかし大人になって姉のブランチ(ジョーン・
クロフォード)は実力派の女優として成功する。
妹のジェーン(ベティ・ディヴィス)は人気が
なくなり、仕事もなく酒浸りの日々だった。
ある日、姉妹が関与する自動車事故が起きる。
その事故の後遺症で、姉は歩けなくなり車椅子
での生活となった。
妹は、事故を起こした張本人として、姉の介護を
する事となった。
姉妹は世間と隔絶し二人だけで暮らし、妹は姉を
恨み妬んで暮らすが、次第に特異な行動を取る
ようになっていく。
こわーーーー、怖、怖、怖いーーーー!!
白黒映画だが、ジェーンの顔の皺も見えて、口紅も
濃く、ジェーンの化粧顔はホラーのようだ。
ベイビー・ジェーンの華やかなりし頃が忘れられず、
一生その時代を追い求めて生きているようだ。
知的なブランチとは対照的なジェーン。
ストーリーもとても面白い筋書きなのだが、
女優さんお二人の演技は凄いものがある。