ピンフまんがん

ハロルドとモード/少年は虹を渡るのピンフまんがんのレビュー・感想・評価

3.8
これ、日本ではそんなに知名度あるわけではないけどアメリカではかなり人気があったらしく知名度も抜群なのだそう。感想から言うと、これは恋愛映画にも映りますがどちらかというとカルチャー的青春映画に近いというか、60年代後半からのアメリカンニューシネマが巻き起こったことをさらに進化させたような感じで、70年代に入った殺伐とした世の中を予告するかのような雰囲気に映った。ちなみに米国ではカルト映画の扱いだったらしい(苦笑)。
少年、今だとあんまり賛同されなさそうだけど、なぜあんなおばあちゃんに恋をするのかというテーマがこの演技を通してちゃんと理屈が通っている演出に感心した。記憶に残る映画の一つになるかと思いますね。