スティーブ

トーマス・クラウン・アフェアーのスティーブのレビュー・感想・評価

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投資ファンドの社長にして泥棒が美術館から絵画を盗み、その調査にやってきた保険調査員と対決する話。

以下ネタバレ。
あらすじからして騙し合いと出し抜き合いのコンゲームになるのかと思いきや(実際途中まではそういう雰囲気なんだけど)、中盤から突然惚れたはれたの話になり、女調査員の知能指数がだだ下がりするっていう……正直どっちらけな映画だった。いきなりそういう関係になったかと思ったら、屋敷の玄関でおっぱじめた辺りは、「は?え?なんで?」と目が点になったし、これも何かの策なんだろうな、と思っていたら実はまるでそんなこともなかったっていう……。最初の盗みのシークエンスはなかなかおもしろかっただけに(ヘリで美術館の上空に乗り付ける辺りは、ちと意味不明だったけど)、非常に残念な気分。