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オール・ザット・ジャズのtottsunのレビュー・感想・評価

オール・ザット・ジャズ(1979年製作の映画)
4.0
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「オールザットジャズ」
ブロードウェイの振付師で演出家のB・フォッシー監督の自伝的作品。酒やタバコに鎮痛剤で体調不良を無理やり捩じ伏せ、新作ミュージカルの稽古や映画の編集作業に飛び回る演出家ギデオン。しかし次第に体は蝕まれ、ついには病の床に伏してしまう。夢うつつの中、彼は幻想の世界で自らを回想し、夢の中で思い描いていた一大イベントの幕を切って落とすのだった…
こちらも前から見たかった作品の1つでやっと借りることができました!
見る順番はたまたまだし見てから知ったんですが…
この作品のモデルになったボブ・フォッシーこそ1つ前に見た「キャバレー」の監督であり「シカゴ」の舞台や映画を作り上げた正しく本人なのだ。ちなみにこの作品の監督でもある。
そんな彼だからこそこんな作品を撮ることができたんだと思う。
もっと早く見れば良かったー!と改めて思った。
始まりはオーディションのシーンからスタートするため、まるで「コーラスライン」のようだ。
ミュージカルという種類だとは思うけど気持ちを歌で表すというよりは踊りで感情を表す。
後半のシーンなんて色んなタイプが出てきてセットとか衣装にもこだわっていてなかなか見ごたえがある。
様々なミュージカル映画に影響を与えて来た一方、お酒と女にはだらしなくて…そりゃガタも来るよ!娘は溺愛してるんだけどね。(あ、ある意味女か)
でもこういう世界に身を置いてる人ってどうしてもそうなってしまうのかな…
私的には☆☆☆☆かな。
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