ジョン・カーニーらしさ全開!!
「はじまりのうた」
「シング・ストリート 未来へのうた」と観てきて思ったのは やはりジョン・カーニーは一貫してるなぁ〜と。
音楽というものへの愛情であるとか、ココではないどこかへの希望であるとか。
そして作風も本作の時点で確立されていることにも感心。そりゃ「はじまりのうた」「シングス〜」の方が技術として上がってたりとかはあるけども、演出意図は変わらぬものがある。
ずっとドキュメンタリックなタッチで撮られた映像がラストにふっと"映画的"というか"非現実的"なところへ飛躍する気持ち良さたるや!
またなんといっても歌の素晴らしさですね。
主題歌になっている「Falling Slowly」は簡単な単語の連続で、スローテンポ。そのキャッチーさ、丁寧さ、歌詞の感慨深さ
どれをとっても最高すぎる。
色んな部分でグッとくる大傑作でした。