Yukiko

巴里のアメリカ人のYukikoのレビュー・感想・評価

巴里のアメリカ人(1951年製作の映画)
3.9
2021年2月6日
『巴里のアメリカ人』  1951年制作
製作、メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)
監督、ヴィンセント・ミネリ。
他の監督作品に『いそしぎ』『恋の手ほどき』
『炎の人ゴッホ』『バンド・ワゴン』と有名な作品が多い。

フランス、パリ。
ジェリー(ジーン・ケリー)はアメリカ人だが、パリで画家と
して絵を描いている。
そのジェリーにスポンサーになろうとする金持ちの女性ミロ
(ニナ・フォック)が現れた。
ジェリーはリズ(レスリー・キャロン)に一目惚れするが、
リズは歌手のアンリと交際していた。                                

                               
第24回アカデミー賞最優秀作品賞受賞。


アカデミー賞作品賞受賞では初めてのカラー映画です!

ブロードウェイの舞台を彷彿とするような、ミュージカル
を堪能してもらおうとするような、カラフルでパワフル。
ラスト近くは踊りがメインな映画でした。

ジーン・ケリーさん、39歳の時の作品。
円熟味溢れる踊り。
明るい表情で楽しさを感じさせる。
表情豊かに演技している。

レスリー・キャロンさんは20歳の頃の出演。
若々しい。エネルギッシュな踊り。


ジーン・ケリーさんは26歳の時からブロードウェイで
ダンサーをしていて、29歳の時にMGMに入り、30歳で
デビュー。
ミュージカル映画でハリウッドの黄金時代を築いた。
翌年の1952年に制作された『雨に唄えば』は超有名だ。
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