manami

バットマン ビギンズのmanamiのレビュー・感想・評価

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)
-
クリストファーノーラン監督作品、再鑑賞。かなり印象に残る作品って記憶があったのに、観てみたらびっくりするほど覚えてなかった。自分のイメージなんてあてにならないもんね。
それとも、今作全編に満ち満ちているあまりの暗さが、私の記憶に帳を下ろしたんだろうか。ともかく暗い、重い、そして暗い。途中で「もっと明るくなれ」って嫌味まで言われちゃってるじゃん。正直そこは私も共感しちゃったよね。
とか何とか言いつつ、好きなんだけどね、この暗さが。めんどくさいなぁと思いつつも、結局は構ってあげたくなっちゃう感じ。
世を忍ぶ仮の姿としてやりらふぃーぶってたら、まんまと出会しちゃうし。「でも人の本性は行動で決まるの」って、せ、せつないっ。ブルースもレイチェルも、世の中が正しくあってほしいという願いは同じなのにね。
渡辺謙演じるラーズアルグール、もっと活躍してほしかったな。それにしても2005年だけあって謙さんお若いこと。いやまぁ、リーアムニーソンもマイケルケインもモーガンフリーマンも誰も彼もそりゃ若いんだけどね。
あとキャストに関しては、キリアンマーフィの色っぽさにゾクゾクきます。いろいろ病んでそうなの最高っす。

39(1749)
manami

manami