正直アメコミに関する知識がほぼなく、
ゴッサムシティてどこだよ？
アメリカの一部？ヒマラヤとかが存在する世界にあるってこと？
と疑問点は尽きず、テンションについて行けない部分はありました。
また、ブルースの修行がヒマラヤなのになんで忍術やってんの？とか、日本人ならではの海外が描く"日本"のイメージへの苦手意識がむくむくと私の中に浮かびました。
しかし、ブルースがバットマンになるまでの過程は意外とリアリティがあり、納得できるものが多かったです。こうもりという、自身のトラウマに成り代わることで恐怖心を征服し、更にそれを復讐として敵に恐怖を植え付けようとする。インセプションでも感じた、ノーラン監督の個人の深いところの弱みを利用していくところが、観ている人の心をざわつかせるのだと思います。
大企業の御曹司が、自分の財産たるハイテクな発明品使っちゃうのが、なんかチャーミングに感じました。ブルース坊っちゃま、可愛いなあ！
