HOHOさんの映画レビュー・感想・評価

HOHO

HOHO

映画(130)
ドラマ(13)

シンプル・フェイバー(2018年製作の映画)

3.2

段々たがが外れ、頭のネジもぶっ飛んでしまう役、アナケンは天下一品だなあ…!
そして、内容如何の前に、ブレイク・ライブリーの紳士服姿は人間なら誰しも一度は観るべき美しさなので、その時点で一見の価値ありで
>>続きを読む

サーホー(2019年製作の映画)

3.5

現代に舞い降りた王を、三時間2000円もしないで堪能できる時間だった。
ストーリーはひとまず置いておいて、その脚の長さ、超人的なアクション、体に響く音楽をしっかり楽しむことが大切。その全てが、王を称え
>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.2

三島由紀夫が「政治の季節」でもがき、闘っていた若者たちへ向けた情熱と敬意、そしてその口から紡ぎ出される言葉。
時代がもたらした奇跡というのか、これは現代を生きる私がどんなに熱望してもリアルに体感できな
>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

5.0

体が震えるほどの大音量で、大画面で物語に没入できて、とても幸せな時間だった。絵も物語も音楽も全てが1秒1秒美しい。
エボシ様の強さは、諸刃の剣だけど、ただただその姿勢がカッコよくて憧れてしまう。かつて
>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.1

リンコさんとトモ、マキオとリンコさん、そして一見すれ違って見える母子の間でも、思う強さが描き出されていた。稀に見る良作。顔ぐちゃぐちゃになった。
余談だが、やさしさと愛があまりに多く、溢れるほどで、観
>>続きを読む

アス(2019年製作の映画)

3.2

また怖いものを観てしまったな…
幼少期、海辺のミラーハウスで「もう一人の自分」と出くわしてしまった女性が主人公なのだが、ミラーハウスに入る場面からもう駄目である。私も幼い頃、近所の遊園地でミラーハウス
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

長らく、ジョーの結婚がハッピーエンドで、それ以上の結末はありえないと思っていた自分。「女性の幸せは結婚」という刷り込みに影響されまくっていたことに気づいた。
創作物でも、世間の言説でも、ある概念は繰り
>>続きを読む

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.2

ドキュメンタリー映画を観ることはほとんどないけど、これは面白いと自信を持って薦めることができる。
努力では決して補えない才能が物を言う世界…それがバレエダンサーを目指すということ。稀代の天才、セルゲイ
>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

《映画の中のナチス③》
戦後アメリカのクークラックスクランへ潜入する刑事ドラマで、ナチスが関係するとは当然想定してなかったが、意外や意外、こんなところにもナチスとユダヤ迫害の影響が垣間見える。
クーク
>>続きを読む

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.3

《映画の中のナチス②》
3時間超という長さに躊躇するも、見終えた後もっと長くても良かったのではないかと思った。ユダヤの人々がナチスによって直面せざるを得なかった事実を描ききるには、3時間は短い。それだ
>>続きを読む

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.5

《映画の中のナチス①》
ブルーノ・ガンツ演じる晩年のヒトラーの姿は、感情の起伏の激しさ、指導力の無さで、滑稽に見えるほどだった。それなのに、ドイツ市民や軍人たちは、厳しい市街戦の中にあっても「ヒトラー
>>続きを読む

ダウントン・アビー(2019年製作の映画)

4.2

ダウントン・アビーは、家族であり、人生である。私は一人の視聴者として、それを見守った。その光栄さを噛み締めている。

ダウントン・アビーというシリーズの特異点は、イギリス貴族の邸宅を覗くという非日常を
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

すごく面白い映画は幾多もある。その中でも、このパラサイトは、自分の中でとどめられない爆発するような面白さのある映画!
観終わってまず、あまりの衝撃に動けなくて、そこからじわじわ面白さが頭を支配して、あ
>>続きを読む

モテキ(2011年製作の映画)

3.7

辛いことがあって、映画とか音楽とかマンガとか、そういうようなコンテンツに慰められることってかなりある。
幸世くんが頭の中で流す曲がカラオケ風になってたり、アイドルの曲にエンジンかけられたり、コメディタ
>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.6

1回目は幸せブリジットの奮闘記、2回目はレベッカの切ないラブストーリーとして観られる。レベッカのことを考えると、あんなに好きになったはずのブリジットが憎くなるほどだ。つらい。
ダーシーは語らなさすぎる
>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

4.0

まさに、現代版プライドと偏見で、そのいみでも大好きな映画だが、なんといってもクリスマスや年末と言えば、この映画のラストシーンが思い浮かぶ。そして、マーク・ダーシーことコリン・ファースの激ダサセーターも>>続きを読む

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.0

強い女ばかり。キャスティングの妙ですね。こんな環境じゃ私なら真っ先に死んでる。
3人くらい小さい子たちいたけど、あんな経験を幼い頃にしてしまったら、一生男を蔑み、心底憎みながら生きていくんじゃないかな
>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.8

洋画の副題どうにかしろ作品の一つ。
史上最大とは…?
主演女優、とても有名な方なのに、あまりのなりきり具合に見ている最中全く名前を思い出せなかった。そうだ、マーゴット・ロビーだ、とエンドロールで気づく
>>続きを読む

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.5

ダニーは幼少期の恐ろしい体験に襲われるたび、心の中の小箱にその登場人物たちを入れ込んで封じていた。
だがしかし、レベッカ・ファーガソンら吸血鬼のようなこの世ならざる者たちが邪悪すぎて、忌まわしきあのホ
>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.2

ホラーの名作中の名作と呼び声高く、夜に見始めてしまったホラー苦手なわたしは、所々目を逸らしがちに観ていた。確かに怖いが、BGMの効果が大きいように感じた。
だから、この映画は怖さよりも可哀想な奥さんの
>>続きを読む

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.4

基本的に洋画は字幕で観る派だが、時々吹替で観た方がワクワクして楽しい映画というのがあると思う。ゴーストバスターズはまさにそんな感じ。
調子のいい登場人物たちも、一目で作りものとわかる可愛いオバケも、オ
>>続きを読む

蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.9

夜の映画館を出た。寝静まった住宅街では雨が降っていた。
私の耳では、亜夜のように、一粒一粒の雨が響かせる音を聞き取ることは出来ない。
でも、これが世界の鳴る音かと感じ入り、いつもと違う世界の一面を垣間
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

我々は普段様々なものから目を逸らしている。日本ではない国、異なる文化圏、イデオロギー…そこにある残虐な現実、救いのない態勢など、興味を持って目を配ることも稀だし、考えることもほぼないだろう。それは、自>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

4.2

孤独。
鮮やかなステージに惑わされ、覆い隠されると思いきや、親からの愛をついぞ得られなかったレジーの孤独は、その旋律に乗せまっすぐに我々に届く。
愛が実感できないことって、こんなに痛いことなんだ。愛は
>>続きを読む

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.7

シャラメが大画面で観られるだけで凄いのに、この危うく鮮烈な眩さはなんだ。この映画の舞台の90年代のコッド岬なんかより今の日本のほうが暑いけど、照りつける太陽の光線が彼らを狂わせ、破滅させていく。
実は
>>続きを読む

エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.6

人間は幾度同じ間違いを侵すのだろうか。

作中、主人公のケイレブがネイサンにある言葉をかける。原爆をこの世に生み出した、オッペンハイマーの言葉であった。それをエヴァという、人間との差を感じさせないほど
>>続きを読む

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

3.7

恋愛を描いた映画の、素晴らしさを改めて痛感。
一歩踏み出せない彼が悪いとか、秘密の多い彼女が悪いとか、そういう話じゃないんだよな。互いが互いのことを想いあってそれが通じ合うことの奇跡、そのあまりにも眩
>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.6

大人になるってどういうことなんだろう。
小さいときは早く大人になりたくて、逆に社会人が近づいた学生時代は大人になんかなりたくなかった。社会人になって、大人になるのは、子供のころの純粋な好奇心などを捨て
>>続きを読む

クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅(2018年製作の映画)

3.6

まさに「冒険」する映画
舞台はインド、パリ、イギリス…と世界各地へどんどん飛んで、その地の風土を映すのも冒険を体感できるのだが、突然のストーリー展開、急に挟まれるミュージカルシーン、マフィアの登場など
>>続きを読む

アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜(2008年製作の映画)

3.9

なんの気もなく、ふいにどうしてもケーキが食べたくなることがある。そんな時に食べるケーキは絶対に美味しくて、幸福の中をふらふら漂う心地を味わえるものだ。
そんな幸福を増幅させる美しいケーキを作り上げる天
>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.4

Netflixに入っていないので観るのを諦めていたけど、これは映画館で観られて良かった!
なにより、音響が違う。自分の背後から聞こえてくるメキシコの生活音が、映画の中に自分を入り込ませるほどの臨場感を
>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.0

クールな美貌と脚の長さを誇るシャーリーズ・セロンの「スパイもの」とだなんて、まさに「満を持して」という感じでわくわくしながら再生ボタンを押しました。
もちろん、カッコイイ。シャーリーズの長い手足が画面
>>続きを読む

サスペリア(2018年製作の映画)

3.7

終始不穏な空気が漂い、本当に息つく暇がない。
ホラー映画が苦手でかなり観るのを躊躇したが、CMBYNの監督作品は観たいと、ようやく観に行った本作。たしかにホラー映画だが、普段のように目を逸らしてしまう
>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.7

ずっと腹を抱えて笑っていたが、ただ可笑しいだけではなくて、この映画を観る前と観た後では埼玉への眼差しが大きく変わるくらいの愛の強さがある。百美…!麗…!私も、NACK5聴いて号泣してえ〜〜!
世界埼玉
>>続きを読む

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.0

恋って、こんなに甘酸っぱいものなのか…!そんなことを実感できる映画。
そして、夢の厳しさとか、折り合いをつける辛さ、どこからが諦めなのか…とか、"夢"を真正面から描いていたのがすごい。

何より、テン
>>続きを読む

シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.0

新年始めに、初めて訪れたミニシアターで本作を観た。ふわふわ、ふわふわとした感覚が総じて観終わった後にあったが、時間が経った今も何かが自分の中に残って、ふと思い出す、そんな印象深い作品だ。
ルナの想いび
>>続きを読む

>|