chibicobicsabic

オーメンのchibicobicsabicのレビュー・感想・評価

オーメン(1976年製作の映画)
3.5
産まれて初めて観た映画がこのオーメン。あろうことか。
土曜の昼間っから放映してたのを母が観てて一緒に観たのがこれ。
なにせまだほんとに子供だったので強烈に残ってしまった。
串刺しとかお首さんバイバイとか。
この映画を子供の頃に観たせいなのか、ホラーやらグロ系やら
平気になってしまった。

「エスター」とか「ジョシュア」とかは
悪魔的な嫌な子(人間)だけど
ダミアーーン(エイドリアン風にどうぞ)は違う。悪魔なわけで。
そしてその悪魔さんの下僕ががっちり脇を固めているので

で、悪魔どうこう言われても「は?」としか思わない私からすれば
意思とは反することを意図的にさせられてしまう点では怖いけど
やっぱその程度でしか無い。
何名かの死に方が強烈だった、っていう幼少期の記憶が強すぎるから
それだけが怖かった、っていう感じでしょうか。

買い物に来たヤクザに妙な言いがかりつけられる方が
よほど怖いです。えぇ。(経験あり。)
※ガタガタ震える怖さって意味ではなくただただ常識が通用しない「厄介さ」で怖いって意味。常識求めんなよって話かもだけど求めるだろこっちは。

あとこの当時はホラー映画が次々上映されたんじゃなかったけか。
上映間もないのにTVで土曜の昼間っから(2回め)放映されてたもんで
母に与えられた麦チョコを食いながらホラー映画をよく観てたものです。

ちなみにこのオーメンの翌週は
「小さな恋のメロディ」という真逆行くこれまた当時人気の映画でした。
こっちには興味を示さず(母曰く)、「次はホラーでありますように」と
願ってたんだそうな。
おとなしく観てたからだって。
chibicobicsabic

chibicobicsabic