ひでG

オーメンのひでGのレビュー・感想・評価

オーメン(1976年製作の映画)
3.8
ずっと狙ってたんだけど、
忘れて一本超えちゃった😂

6 6 6😳
666本目にこの映画って決めてたのに、、

667本目になっちゃった〜、
オー!ダミアン〜

僕はいろんな事情で?毎年、小学生に
「怖い話して〜」て頼まれることがある。

霊感0でそのたぐいの話に興味がない私は、この映画をやや脚色して話す。

ここからは、子供になったつもりで、オヤジの怖い話にお付き合いを。


アメリカのある小さな地方都市の市長夫婦の話です。
仲がとっても良い市長さん、夫婦には子供がいませんでした。

ある時、奥さんに不思議な話を伝えた人がいました。【中略】

よーやく市長さん夫婦にも赤ちゃんが生まれたのです。でも、伝言通り山の上の小さな病院で出産することになりました。
そこには、市長さんの奥さんの他に、もう一人、出産さんしたヒトがしました。
ひどい嵐の夜でした。【中略】

待望のベイビーに市長さんたちは、【ダミアン】と名付けて、とても可愛がりました。

ところがダミアンの周りにちょっと不思議なことが起きるのです。

ダミアンのベビーシッターが次々に辞めていくのです。
ダミアンは手のかかる子ではありません。市長さん宅なので当然お給料もいいのです。
しかし、ベビーシッターたちは黙って辞めてしまいます。
一人のベビーシッターは、「おー!ダミアンが、、!」と叫びながら自殺してしまいます。

新しいシッターがいなくて困っている奥さんたちの元に新しいシッターの希望者が訪ねてきます。
ちょっと中年の女性です。初対面のダミアン、人見知りのダミアンですが、最初から相性が合うようで、目と目で語り合っているようでした。

奥さんはすぐにその女性を採用し、夜帰宅した市長さんに告げます。
「あなた、ありがとう!新しいシッターを頼んでくれたのね。」

「いや、僕は頼んでないよ。」【中略】

新しいシッターとダミアンはとてもうまくいっていました。
しかし。奥さんは、ちょっとだけ不安です。なぜなら、最愛の息子ダミアンがちょっと怖いなって思う瞬間があるからです。

そして、その嫌な予感が現実となってしまったのです!【後略】

てな具合に、最後の【666を探せ】から
【オーメン2へつながるラスト】まで、稲川淳二ばりに語っていきます。

子供たちにはかなり受けがいい【演目】です。

この語り?からもわかるように、本作は
【ホラーとしてのほぼ完璧なストーリー】になっています。

序盤のいわくつきな幸せ。

何か鍵を握りそうな脇役の登場

不安を募らせる、あるいは気付く家族

中盤に起こる悲劇で堰を切ったように訪れる悲劇の連鎖

それをもたらしている根元の揺るぎなさ

よーやく立ち向かう表の主役

嵐、避雷針、聖書、墓地、効果的な小道具たち、、、、

まあ、子供が引き込まれるストーリーの力がある。

ブラス、撮影も見事!
嵐の神父のシーンなんで、今でも脳裏に焼き付いている。

怖がらせるプロの仕事である。


さて、私の怖い話に夢中になったお子様たちは、当然
「ねえ、そのあとダミアンはどうなったの?」て聞いてくる。

しかし、私は「オーメンシリーズ」をこのあと見ていないので、こたえられない^^;

仕方なく、
「ある作家の親子が冬の季節に閉鎖されるホテルの管理人を任されたんだけど、、」と、「シャイニング」を語り出すのでした。
ひでG

ひでG