いかえもん

殺人拳2のいかえもんのレビュー・感想・評価

殺人拳2(1974年製作の映画)
3.6
明日への活力!千葉真一ムービー!
ということで、この作品。

正直言って、1があまりにも衝撃的なので、ちょっとインパクトは落ちるかなとは思うけど、それでもやっぱすごい。

1でわりと瀕死の状態だったと思うのだけど、ツルギくん、何事もなかったかのように相変わらず金で何でも引き受けちゃう殺し屋をやってます。今回のお話は、空手の世界武道センター建設の寄付金と称して、世界中の武道家から金を巻き上げていたのが実はマフィアの手先で、前回も登場した空手道場の師匠がその証拠をつかんだがために、マフィアに狙われることに。それを知ったツルギくん。独特の呼吸とともに今回もマフィアに立ち向かっていきます!こぉぉぉぉぉ~!

今回の見どころは何と言っても、前回喉をちぎってやっつけたはずの志堅原が生きていたという衝撃!…を上回る衝撃がこれだ!
その志堅原との対決の末、今度は3日間も昏睡状態になってしまうほどやられてしまったツルギくん。3日目に目覚めてバナナを食べ、ワインを頭からかぶり、あっという間に完全復活!ほぉぉぉぉ~!
バナナ、すげー!これから毎日食べよう。

その他にも、サウナで大暴れのツルギくん、急に思い立って帽子だけ冬仕様で雪山行っちゃうツルギくんなどなど、今回も非常にぶっ飛んだ内容となっていました。
マフィアの極東支部の支部長だっけ?最後半泣きなりながら、give me a chance!って言うて逃げ回ってて、情けなさすぎだし、ガソリンを運ぶ車の上で戦って、フロントガラスに落ちてくる支部長、迷惑すぎるし、そのせいで車事故って、炎上。それを見てニヤリと笑うツルギくん。いや、迷惑すぎー!