ひかりのまちのsunflowerのレビュー・感想・評価

誰しもが心に抱えている、漠然とした不安。
誰にも言えず、人知れず抱えている孤独感。
そういった、面と向かって突かれると胸がキュッとなるような痛みに、そっと寄り添ってくれる、そんな優しい作品でした。

痛みをえぐるのではなく、寄り添って、そっと光を当てて、そして微かな希望も抱かせてくれる。
きっと監督はとても思いやりに溢れた人なんだろうなと思います。

マイケル・ナイマンの曲も素敵です。
良い作品に出会えました。