けーな

ひかりのまちのけーなのレビュー・感想・評価

ひかりのまち(1999年製作の映画)
3.5
舞台は、ロンドン。邦題にあるように、ロンドンの夜の街並みがキラキラと光る様子が、とても雰囲気あって、良かった。主人公を乗せた二階建てバスが、ひかりのまちを疾走する様子など、たまらない。そういう意味では、この邦題も、悪くない気がするが、原題は、「wonderland」。登場人物達が、迷い込んで暮らしているのが、あたかも『不思議な国』ということなのだろう。

3人姉妹の、愛を求めながら悩んで暮らす日々を映し出す。トラブルが、色々起きるストーリー展開。あまり共感できる人は、いなくて、なんだろなと思いながら、観ていたが、最後まで観ると、皆の気持ちも、分かったような気がしてきた。

犬好きなので、お母さんのあの行為は、許しがたい。

主人公ナディアを演じるのは、ジーナ・マッキー。「ノッティングヒルの恋人」で、ヒュー・グラントの友達夫婦で、妻の方、車椅子の女の人を演じていた人だ。次女を演じるのは、ハリー・ポッターの嘆きのマートル(シャーリー・ヘンダーソン)。その夫を演じるのは、同じくハリー・ポッターで、クィレルを演じたイアン・ハート。あの時は、ターバンを巻いていたので、ターバンを取って、普通の格好をしていると、こんな人なのかと驚いた。嘆きのマートルとクィレルが夫婦役というのに、笑った。
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