ぴろぴろ

存在の耐えられない軽さのぴろぴろのレビュー・感想・評価

存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)
4.4
備忘録
映画館で

観たのは10代後半だった。ダニエル・デイ=ルイスの『Take off your close』(←間違ってるかも)の一言で、いとも簡単に服を脱ぐオンナ達がこれでもかと出て来て、スーパープレイボーイっぷりに度肝を抜かれた。本作で初めてダニエルを知ったが、見てるうちに『男性で色っぽいってあるな』と思った最初の人だった。でも10代だった私にはこの役が強烈で、外科医と言ったらダニエル・デイ=ルイス、最近まで女たらしのイメージがつきまとう事となる。ジュリエット・ビノシュも『プラハの春』もこの映画で知った。当時、『なんて大人な映画』と思ったものだが今だに覚えているセリフやシーンが有る。飼い犬を『私はあなたより犬の方を愛してるわ。見返りを求めなくてもいいから』みたいなセリフや、ダニエルの足の上にジュリエットが足を乗せて歩くシーン。やっと2人が永遠に結ばれたのは…

数十年振りに観てみたいと思ってる。いい歳の大人になった今、感じることが色々有ると思うから。
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