みりお

スパイダーマンのみりおのレビュー・感想・評価

スパイダーマン(2002年製作の映画)
3.8
MCUフェーズ4の『FFH』が楽しみすぎて、『スパイダーマン』総復習月間🕷🕸‼️
『アメスパ』は最近観たけど、こちらはほぼ15年ぶりくらい😂
しかし年月が経っても色褪せないなぁ🌈✨
やっぱサム・ライミ版のスパイディが一番深い‼️

-----以下、みなさん知っているであることとはいえ、多少ネタバレします-----












「どんなに必死に戦っても、いつも愛する人たちが傷つくのだ」
大衆にとってどれほどヴィランという存在であっても、肉親にとっては「彼の死」は大変いたましいことなんですよね💦
ましてや彼のある一面を知らず、尊敬していたのならなおさら…

エゴのために悪人を見過ごし、大事な人を失ったピーター。
でも大衆のために正義を貫こうとしても、親友を傷つけてしまった。
"正義"とはなんなのか?
"ヒーロー"とは誰なのか?

でもピーターの決断は決して間違ってない。
「スパイダーマン」だからヒーローなのではなく、「正しい行いをする人」だからヒーローになれるんだから🦸‍♂️✨
【大いなる力には、大いなる責任が伴う】
ベンおじさんの言葉をきっかけに、その判断を導き出したピーター。
そこまでの過程を、ここまで面白く飽きさせず、でも明瞭に描くサム・ライミ版は本当にすごい🤩✨

でもヒーローでいつづけるために、愛する人を拒絶したピーターの判断だけは、「このクソ真面目っ💢」って殴りたくなる😱笑
若いし、青臭い‼️
ヒーローだから"みんなのもの"でいなくちゃいけないわけではない。
ヒーローでも"一人の人間"なんだから!

けれどこのピーターのクソ真面目なとこが、今後のストーリーをさらに盛り上げていってくれるんですもんね✨
もうしばらくはガマンガマン…笑

あ、でもクソ真面目なピーター、1回だけふざけたよね❓
クモの糸を出そうと必死なとき、いろんな掛け声を試した上で、ダメ元で一回「シャザーーム‼️」って叫んだよね、ピーター❓
許されるのか、DCとのいきなりのクロスオーバー🤣ww
あれは笑ったわ♫

そして映像技術…
MCUやらDCEUに見慣れたいまは、やはり粗が目立ちます💦
でもね、アカデミー賞獲るだけある✨
素晴らしいよ🌈✨
中学生の頃、空を自由自在に舞うスパイディを観て大興奮したのを思い出しました❣️


【ストーリー】

幼くして両親を亡くし、伯父夫婦のもとで大切に育てられたピーター(トビー・マグワイア)。
高校3年生となった彼は、6歳の頃からずっと思いつづけている隣家のメリー・ジェーン(キルスティン・ダンスト)に未だに打ち明けることができない、ちょっと冴えない高校生。
ある日ピーターは親友のハリー(ジェームズ・フランコ)から彼の父親ノーマン・オズボーン(ウィレム・デフォー)を紹介される。ノーマンは巨大軍需企業オズコープ社の経営者にして天才科学者。ノーマンはピーターの科学の才能を高く評価し、彼に目を掛けるようになる。
そんなピーターは、大学の研究所を見学した際、遺伝子組み換えでスーパースパイダーとなったクモに刺されてしまう。その直後ピーターの身体に異変が起こり始める。


【キャスト・スタッフ】

*監督:サム・ライミ

『死霊のはらわた』シリーズで一躍有名になり、オカルト映画の監督として有名だったようだが、本作によりイメージが激変👍
実写化不可能と言われた『スパイダーマン』を見事に映像化し、三部作共にヒットに導いた。
最近ではジェームズ・フランコを主演に迎えた『オズ はじまりの戦い』が有名作。


*ピーター=スパイダーマン:トビー・マグワイア

初めて彼を観たときは、あまりに綺麗な瞳にビックリし、なのになんでキルスティンを好きになるん❓などと失礼なことを考えておりました…😂💔
本作撮影時は27歳、確かに高校生役はだいぶ厳しいものがあったけど、でも瑞々しい美しさでした✨
生活に困窮した父親が銀行強盗に手を出すほどの家庭環境だったというトビー。
その生活から脱するために演技の道に進んだそうです。
『スパイダーマン』に出られてよかったね😭✨
『ボーイズ・ライフ』で共演したレオ様とは親友同士で、『華麗なるギャツビー』での再共演はとても嬉しかったんだろうな💓
本作以降は『シービスケット』などの名作にも出演。
そしてみりお家のワンちゃんの名前の由来でもある大好きな作品『キャッツ&ドッグス』の主人公・ルーの声もやっていたようです♫


*ノーマン・オズボーン=グリーン・ゴブリン:ウィレム・デフォー

でたーー😍‼️大好きなデフォデフォ❤️
親友の父にして、本作のヴィラン。
悪役もよくお似合いで♡
それにしても大人になってから観るとデフォの演技力はほんとすごいですね✨
鏡のシーンなんて秀逸✨✨デフォがほんとに2人いるみたい✌️


*MJ:キルスティン・ダンスト

ピーターが恋い焦がれる女の子。
ただ私はほんとにキルスティンが好きではないのと、何より初代スパイダーマンのMJのキャラクターも苦手で…💦
まったく魅力がわかりません😥
可愛くないし、浮気性だし、ワガママだし…たまに"スパイダーマンMJ比較"とかあると、初代はビ○チとか書かれてたりしますが、つい納得🤫
ただ彼女、子役出身の割に演技力は確かだそうで『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』や『若草物語』は絶賛されてます。
あとはソフィア・コッポラ作品として有名な『ヴァージン・スーサイズ』や『マリー・アントワネット』、『ビガイルド/欲望の目覚め』にも出演し、作品自体への評価はともかくとして知名度をガンガン上げていきましたね💦
オーリーと共演した『エリザベスタウン』もあったけど、やっぱり好きじゃなかったなぁ〜


*ハリー・オズボーン:ジェームズ・フランコ

ピーターの親友で、ノーマンの息子だが、父親がグリーン・ゴブリンであることは知らない。
初めはスパイダーマン役のオーディションを受けていたが、その過程でハリー役を射止めたというフランコ。
デビュー早々本作に出た彼のキャリアは基盤がしっかりしており、かつ『ミルク』や『127時間』でその確かな演技力に定評を得たので、近年も1年に6.7本は映画に出演している売れっ子ぶりです♫
その後も『トリスタンとイゾルデ』や『告発のとき』『猿の惑星』シリーズや『エイリアン』シリーズなど、有名作もたくさん✨✨


*ベン・パーカー:クリフ・ロバートソン

ほんっとうに良い役で、素晴らしい演技で、ベンおじさんに泣かされた〜と思ったら、アカデミー賞俳優だったんですね✨
1968年に『まごころを君に』という作品で主演男優賞受賞。
素晴らしい俳優さんでした♫
みりお

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