女子高が舞台、女学生吉永小百合はクラスメイトから送られたと思われる偽の恋文について教師芦川いづみに相談(吉永を快く思わない一派によるからかいのイジメ)
芦川いづみはその件についてクラスのみんなを糾弾したことから騒ぎが大きくなり収拾がつかなくなる
町の有力者三島雅夫も参加するPTAの集会で話し合いが持たれることになるのだが、、、
以前に1949年版を見てるから、こんな内容だったなー?とか比較しながらの鑑賞でした
リメイクだけあって流れストーリーは同じなんだろうけど、なんか印象が全然違う、こんな映画だったっけ?みたいな
なーんかなぞっただけみたいな軽い感じがしました
そもそもオリジナル版からしてそんなに面白いわけでもなかったんですが、それよりもさらに劣るかと
確かにこの吉永小百合はかわいい、浜田光夫もかっこいい!
高橋英樹の意外な役とかお婆ちゃんじゃない北林谷栄とか
この辺りの出演者に関してはこっちも負けていない
ただ芦川いづみの先生役はんーーって感じ、どうしても原節子の姿がちらつく
まあ、こちらのリメイクでは先生ではなく吉永小百合が主演なんだけど
芸者の梅太郎の南田洋子も木暮実千代の貫禄とハマリ役っぷりに負けてる
その妹和子役なんかは比べるまでもなく若山セツ子に軍配
オリジナル版から引き続き同じ役で出演している三島雅夫もなんかイマイチ
そのお妾の芸者役が松尾嘉代っぽい、ほんの一瞬登場する
たぶんオリジナル版では前後編で構成されていたものを90分足らずの1本でまとめるっていう力技をしてるせいで軽く浅くなってるんだと思う
オリジナル版ではくだらないながらも考えさせられるようなところもあったけど、こちらはそのせいかほとんど中身はないと思う
個人的にはだだの青春映画、いつもの吉永小百合&浜田光夫の映画、プログラムピクチャーって印象だけ