YasuhitoArai

武器庫のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

武器庫(1929年製作の映画)
3.4
アレクサンドル・ドヴジェンコ監督作品。
労働者のチモシは、ボリシェビキによるロシア革命に同調し、武器工場を選挙するが・・・という話。

革命万歳的な内容。ストーリーを追うのが難しい。
映画冒頭の、第一次大戦で人がいなくなって疲弊した村の描写が良かった。村の女性達がポツンと立っているだけで訴えるものがある。戦場で笑気ガスで笑う兵士や笑ったまま死んでる兵士も印象に残る。走り行く兵隊を真下から撮るショットも良かった。

馬に台詞があったりして笑った。馬に台詞がある映画は初めて。最後も銃に打たれても無傷なチモシというファンタジーな設定。
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