MIHO

横道世之介のMIHOのネタバレレビュー・内容・結末

横道世之介(2013年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

昔見てまた最近思い出して観た。


そういう映画だと思う。


見終わった後に嫌な気持ちに1ミリもならない。寧ろこの作品に出会えて良かったなぁって
「ほっこりする」が1番似合う映画です。

人生は誰と出会うか、出会わないか。
横道世之介とは出会いたかったなぁと思う。

全編通して特に何も起きないけど、例えば大学の友達カップルが妊娠して大学辞めたのを聞いて、バイトでお金作る男友達に金貸してって言われたら間髪入れずに「いいよ」って言う。引っ越しも嫌な顔一つせずに手伝う。
例えば、彼女がスキーで骨折したって聞いて病院駆けつけて「心配するよ心配させてよ!」って真っ直ぐ言う。
友達が出産して赤ちゃんを見た時に、自分の実家の母親に意味も無く電話かけちゃう。


思い出す程大事件にいた人じゃないけど、思い出すと笑っちゃって優しい気持ちになる。

おじいちゃんまで生きてて欲しかったけど、死に方も世之介らしいと思える。

お嬢様の彼女とのやり取りが可愛すぎてずっと見てられるw

言ってる事に嘘が無くて、出会った人が幸せになれるような天使みたいな人だなぁと思う。自分も出会いたいなぁって。


そんな映画です。
MIHO

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