悪とユニコン

トイ・ソルジャーの悪とユニコンのレビュー・感想・評価

トイ・ソルジャー(1991年製作の映画)
4.0
寄宿学校がテロリストに占拠され、生徒達が人質にとられる話。
ジュヴナイル系アクション。

テロリスト達VS悪ガキ軍団。

悪ガキはテロリストの言いなりにはならず、何かしでかすのではと教頭は不安がります。
素行に問題はあるが、緊急事態には頼もしい存在です。
そんな彼らは知恵を絞って作戦を練り、テロリストに対抗していきます。

友情や信頼関係を交えながら展開していく青春系ストーリーはどこか『スタンドバイミー』ようであり、テロリストや爆弾を登場させることで『ダイ・ハード』のような絶体絶命のハラハラ感もあり、それぞれをいいとこどりしたような傑作ですので面白くないわけありません。老若男女誰が観ても問題ないですね。
小道具の使い方、テロリストの人数を把握するテクニック、悪ガキのテクニカルな連携プレイと見所は多いです。
またテロリストが残酷で妙にリアルなところよく、少しコメディ風の青春ドラマにシリアスな隠し味のスパイスを加えたものとなっています。
悪ガキの度胸とチームワークは本当に称賛モノですが、この状況下でこんな大胆な行動できる人はそうそういないし、もしいれば英雄ですね。

TSUTAYA発掘良品にありました。