カンパッチー

リメンバー・ミーのカンパッチーのレビュー・感想・評価

リメンバー・ミー(2010年製作の映画)
3.5
うん、悪くは無いんですよ?ただやさぐれてたロバート・パティンソンがアリソンと出会って父親とも仲直りしてみたいなシンプルなのを想像していたら違うボディブローがきて、とんでもないダメージが来るストーリーで、もちろん伏線がないのも仕方ないですよね、いつ人の命が無くなるかなんて誰も想像できないんだから。
でも、日本で例えるならラブストーリーと思って観たら最後に福島原発直前の話でしたと騙し討ちされたのと同じじゃないですか?

それをもう少し宣伝や伏線にでも入れといてくれれば私的にはすごく良かったんですよ、兄の死に自暴自棄になっているパティンソンも、妹の学校で暴れちゃうパティンソンも髭があるパティンソンも最高だったし、相変わらず吹き替えの櫻井孝宏さんは良い声だし。
リメンバーミーというタイトルは兄の死をひきずりまくってるパティンソンに対してなのかなと思っていたのが最後におぉ、そういう意味かと納得できるスタイルにしたかったのかな?
ただ妹のことを考えると悲しくて悲しくてとてもやりきれないですね。