このレビューはネタバレを含みます
【あらすじ】
私立探偵のハリーは、ある日ルイスという男にジョニーという名の男を探して欲しいと依頼される。ハリーはジョニーを探すために、さまざまな場所へ情報を集めに行くのだが、その先々でジョニーの情報を尋ねた人が不可解な死を遂げてしまう。全く見えて来ないジョニーの後ろ姿、関わった人々の不可解な死、人々の背後にうっすらと見える悪魔崇拝のような影。これらが交差するところにジョニーの姿はあるのだろうか…
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うーん、ちょっと僕には難解すぎた映画だった、、、
一気に人の名前が出てくるし、本名で語られる場面もあれば偽名で語られる場面もある人もいるし、、、
これも個人的に感じたことなんだけど、急にフッとシーンが飛ぶことも度々あった気がするし、、、(何の脈絡もなく飛ぶわけじゃないんだけど、個人的にはもう少し丁寧に過程を描いてくれた方が頭の整理がしやすいというか、見やすいというか、という風に感じた、、、)
悪魔崇拝的な宗教の知識がないことも手助けしてか、本当に難解な映画に感じられた。
結末も特に驚くようなものじゃなかったし、上記の通り難解に感じたので、個人的にはあんまり好みの映画じゃなかったかな、、、(オカルトスリラーとして楽しむもの、と言われちゃえばそう思える気もするんだけど、、、)
でも、最初にルイスがジョニーと交わした契約が、実は「悪魔との契約」でしたってのは良かった。ずっと何の契約をしたのか話に上がらないなと思っていたけど、ラストにそれが分かるのね。あの後ジョニーどうなっちゃうんだろう。ルイスは「借金の取り立て」とも言ってたし、そのまま無事に生活しました、ってことはなさそうな気がするけど、、、でも本人が死んだら契約を履行するとも言ってたし、どうなんだろう、、、
というか、そもそも死んだら契約を履行する、という約束だったのなら、ルイスはジョニーに契約のことを思い出させる必要あったのだろうか？ジョニーがハリーという人格を乗っ取っても、ジョニーの肉体の死が即ちジョニーの死であり、その瞬間に契約を履行すれば良いだけなのでは、、、？(こういうのって邪推なんだろうか、、、)
あと、U-NEXTで見たんだけど、字幕も結構無茶苦茶だった気がする。ただでさえ内容が難解なのに、字幕の切り替わるスピードが結構早くて頭の整理が追いつかなかったし、ところどころ誤字もあったぐらいだし、、、
内容を理解できれば面白いかも、とは思わないこともないんだけど、あの字幕じゃもう一度見ようとはなかなか思えないなあ、、、
