怨念大納言

ドラえもん のび太の海底鬼岩城の怨念大納言のネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

バギーちゃん…。
鉄人兵団といい、しずかちゃんは心優しいいい子なのである。

「バギーである事が悲しい」と泣くバギーちゃん。
「お前かしずかさんを泣かせたのは」とラスボスに特攻するバギーちゃん。

バギーの死後、バギーのネジを大事に持っているしずかちゃん。

いや、いいですね。

それと、ポセイドンの設定が凝りに凝っていて驚く。

古代海底文明のムーとアトランティス。
アトランティスは全世界を焼き尽くす事の出来るミサイルを用意し、照準を世界へ向ける。
自国にのみ放射線を通さないバリア を張り(バミューダトライアングル)、攻撃に自動で反撃するポセイドンシステムによりムーに鬼の圧力をかける。
しかし、核実験の失敗によりアトランティスは滅び、例のバミューダバリアによって世界は守られる。
アトランティスは滅びたが、機械式の兵士とポセイドンだけは7000年たっても滅びたアトランティスを守り続ける。
そして、ポセイドンの感知性能が悪く、海底火山の噴火を攻撃と誤認してしまう為に、ミサイルは世界を焼き尽くしてしまう。

鬼の作り込みである。
子供向けであっても、子供騙しではないのだ。
怨念大納言

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