みりお

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃のみりおのレビュー・感想・評価

3.9
遅ればせながらSWシリーズ制覇第2弾🌟🦾🚀

もうこれは、ラズベリー賞を獲っていようがなんだろうが、ヘイデンが素晴らしい😍
こんな彫刻のような顔観たことない❣️
"綺麗な顔の俳優さん"とは思ってたけど、若い頃こんな素敵だったとは❣️
背が高いからジェダイの衣装もよく似合うし、ユアンファンなのに一瞬切ない瞳のアナキンに揺らいじゃったよ💓

そしていよいよジェダイたちがカッコよくなってきました🌈
色とりどりのライトセーバーを手に入り乱れて闘うシーンは、興奮するなってほうが無理🤤❣️
日本の武士道や文化が効いた闘い方と衣装は、日本人ならば興奮しないわけはない❣️
ただ調べてて驚いたのですが、SWシリーズに散りばめられている日本テイストは、武士道などの良い面だけではないらしいです。
1970年代の日本は経済発展が著しく、あらゆる会社を取り込みながら成長していく魔物のようなイメージで海外から見られていたらしく、ルーカスは悪魔的な強さも取り込みたいとして、シスにもそのイメージを反映させたんだとか👀🌟
だからあんなに強いのか〜💦笑

あ、強いと言えば、一番興奮したのはマスター・ヨーダの戦闘シーン‼️
ちっこい体で、フォースやライトセーバーを自在に使いこなし、身長差を感じさせない立ち回りで堂々と闘い抜くシーンは痺れました…😍❤️
でもさ、SWに詳しい方々に教えていただきたいのですが、マスター・ヨーダあんなに動けるのに、なんで普段杖使ってるの?
いらなくないですか🙈💦??笑

そして展開は文句なしで面白いですね!!
過去の私、なんで観るのやめた!!
大きなストーリーラインの中にいくつもの葛藤が含まれていて、人間を「個」としても「大衆」としても、本当によく捉えてる✨
「個」として観ると、アナキンが善と悪、愛と忠義の間で迷いを抱えるお話としてもすごく深い。
観てる誰もが、この後のアナキンの辿る道を知っているのに、アナキンの迷いがどのように膨れ上がっていったのかをすごく丁寧に描いているから、逆に興味をそそられました。

「大衆」として観ると、「ファシズムの台頭がどのように起こるのか」、「民主主義の意義がどのように形骸化していくのか」がほんと秀逸に描かれています。
大衆の意見を尊重した共和国の体裁を取りながら、権力や欲に取り憑かれた一握りの人間の道具として政治や外交が使われていくのは本当に恐ろしいこと。
けれどそれを見事に皮肉っていますよねぇ。

一大エンタメ作品としても本当に面白い作品だけど、大きな社会の中の個人としてこの作品を観ると、すごく自分の立場を考えさせられる作品だな、とも思いました。
国や政治の大意の中で自分の立ち位置をどう維持するか…
社会の一員として何かを残したいと思う一方、家庭を持つというやすらぎを得たいという葛藤をどう乗り越えるか…
力ある者と力なき者のパワーバランスをどう保つべきか…
20年前にルーカスが必死に考え葛藤した問題はまだなにも解決されてないし、それを考え続けて少しでも良い方向へ社会を向かわせることは、時代や世代を問わず課題なのだなぁと考えさせられます。


【ストーリー】

青年へと成長したアナキン・スカイウォーカー(ヘイデン・クリステンセン)はオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)の指導の下、フォースの力を習得し優秀なジェダイの騎士となるべく修行に励んでいた。
その頃、銀河元老院では、ドゥークー伯爵(クリストファー・リー)の画策により、数百もの惑星が一斉に共和国からの脱退を宣言する。
これにより、ジェダイだけでは銀河を統治できないと判断した元老院では、軍隊の是非を問う重要な投票の実施を決定。
しかしこの会議に出席するため惑星コルサントに向かっていたナブーの元女王アミダラ(ナタリー・ポートマン)は、途中で何者かに命を狙われてしまう。
オビ=ワンとアナキンはこの事件の調査のためナブーへと派遣されるのだが…

【キャスト・スタッフ】

*監督・主要キャストは続投


*アナキン:ヘイデン・クリステンセン

もーーーーほんと素敵だった、ヘイデン😍❤️❤️
なにこれ❣️なにこのカッコよさ❣️
ちなみに母はみりお以上に騒いでて、みりぺでぃあの情報はほとんど母から聴いたものです😂👍
ヘイデンはカナダ出身🇨🇦
7歳の時に姉のCM撮影に付いて行ったところスカウトされたそうです✨
1994年に『マウス・オブ・マッドネス』で映画デビュー🌟
2000年のTVドラマ『マウンテン・ウォーズ/ホライズン高校物語』で注目を集めました✨
また2001年の『海辺の家』ではゴールデングローブ賞助演男優賞にもノミネートされています🌈
本作でラズベリー賞にノミネートされるも、作品のヒットからこの後も大きな作品に出演しますが、生来非社交的な性格で静かな生活を好むらしく、出演作もあまり多くないですね💦
本作で共演したナタリー・ポートマンとは一時期付き合ってたようですが、3作目の撮影終了とともに自然に別れてしまったよう😭💦
主な出演作は『ジャンパー』『ニューヨーク、アイラブユー』など。


*ドゥークー伯爵:クリストファー・リー

不気味な役に定評のあるクリストファーだけあって、心の不安定さや暗さを憎々しいほどに表現した演技が印象的でした✨
クリストファーはイングランド出身🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
若い頃は軍人で太平洋戦争などに従軍。
語学に長けており、英語以外に7ヶ国語も喋れたことから、終戦後の戦犯容疑者の捜索にも参加したとも言われていますが、任務の詳細については「話すことを禁じられている」として、生涯ほぼ語らなかったそうです。
立派な方だなぁ〜✨✨
193cm(196cmとも)という長身のため、若い頃はスタントマンが中心だったようですが、怪奇映画の『フランケンシュタインの逆襲』や『吸血鬼ドラキュラ』の怪奇役が評判を呼び、一躍スターとなったそうです🌟
以降は各製作者から引く手数多の名優となり、90歳をすぎてもオファーが絶えない俳優として有名だったそう👀✨
ちなみに本作出演時は79歳‼️
でもライトセーバーで闘うシーンなども出来る限り自身でこなしたそうです✨
生涯の出演作はなんと250本以上で、それはギネスにも認定されているんだとか🌟
主な出演作は『シャーロック・ホームズの冒険』『007』シリーズ、『スリーピー・ホロウ』『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』など。


*C-3PO:アンソニー・ダニエルズ

なんとこの方、SWキャストの中で唯一シリーズ全作に出演しているんだとか👀‼️
最近のSWのC-3POも人が入ってたことにまず驚いたんですが😂💦
エイブラムスは当初全てCGにすることを考えていたようですが、アンソニーさんのクオリティに納得して人で演じさせるよう変更したらしいです✨
アンソニーさんはイングランド出身🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
1974年に演劇学校を卒業し、舞台演劇などを中心に活動していたそうですが、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』への出演を求めるジョージ・ルーカスから招待を受け、本作に参加することになったそうです🌟
主な出演作はほぼSWシリーズのみ🤩
他の有名作は『LEGO ムービー』くらいです。


*R2-D2:ケニー・ベイカー

えええええええ👀⁉️
R2-D2も人が入ってたの⁉️
不可能じゃない⁉️てかすごくない⁉️
が正直な感想です🌀笑
中に入ってたケニーさんはイングランド出身🏴󠁧󠁢󠁥󠁮󠁧󠁿
小人症を活かしてサーカスなどで活躍していたところへルーカスから誘いがありシリーズに参加したそうです✨
2016年に亡くなるまでは、C-3PO役のアンソニーと2人で唯一シリーズ全作に出演していたようですが、さすがにR2-D2は近年はハリボテやCGのことも増えていたようで、その過酷さの違いからC-3PO役のアンソニーとは生涯を通じて不仲だったとか😣💦
し…知りたくなかった…😂🌀笑
主な出演作は『エレファント・マン』『アマデウス』など。


*ジャンゴ・フェット:テムエラ・モリソン

ニュージャージー出身のモリソンさん🇳🇿
どこかで…どこかで…と思ったら、モモアマンのパパやん👀‼️‼️
わぁ〜こんな大事な役やってたんだ〜✨
1973年から徐々に映画に出始め、主な出演作は『スピード2』『グリーン・ランタン』『モアナと伝説の海』など。
みりお

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