まず、完全に勘違いしてました。
ソウルとかR&Bとか黒人音楽ドキュメンタリーとずっと思ってました。。
キング牧師、マルコムXなどの演説を交えた黒人の歴史を辿る社会派ドキュメンタリーなんですね!!じゃあ「ミックステープ」っていう詐欺的な文言は何よ?
どうやら長年倉庫に眠ってた60年代末からのアメリカの公民権運動のフィルムを編集したものらしいです!映像を見ながら黒人系のミュージシャンがコメントしてるのでその辺りが[ミックステープ]としてるのかもしれません。
日本人の僕らにとっては、なんで未だにスパイク・リーがあんなに黒人差別っぽいと思ったら過剰に反応するのかピンときませんでした。。このドキュメンタリーを見る前にまずその根深い黒人差別をもっと遡る必要がありそうです。
これはあくまで活動家達の演説、インタビュー集なのでドキュメンタリーの構成としては全く面白みはありません。発掘したフィルム映像だけに頼らずキング牧師やマルコムXの暗殺されたニュース報道などを他所から借りてきたらもっとメリハリや厚みが出てきそうだなぁっと。。
アンジェラ・デイヴィスっていう黒人女性のアフロのインパクトは必見です!常々語らえるのは、黒人の皆さんはみんな非暴力で言葉で自由を訴えようとしてたんですね。。
そう考えると今のオバマ政権は本当に歴史的快挙だったんだなぁと改めて実感。。
映画界に関してはサミュエル・L・ジャクソンがいる限り安泰だ!!