超空間コベ

黒い蠍の超空間コベのレビュー・感想・評価

黒い蠍(1957年製作の映画)
4.0
ジャケ見て、
「何?このマンガっぽいヤツ」
とか思ってナメてはイケない。

初めてその姿を現した時の
衝撃は凄まじく、そこから
畳み掛ける様に、観客は
一気に魔界へと引き込まれる。
これぞパニック映画。☆

劇中映像で観ると、
ベトベトの粘液塗れな体に、
ギョロギョロ動く眼ヂカラが
半端無く恐ろしい造形に思わず
魅入ってしまった。

コマ撮りの動きも素晴らしい。
あそこまでヌルヌル動くとは
思わなかった。

巨大なハサミで持ち上げられ、
叩き付けられ、毒針で一撃!
そして喰い千切られていく獲物
…!☆

捕らわれた人がジタバタして
数匹で奪い合われる様なんか
もう恐ろし過ぎる。

あの地下洞窟の中での、
巨大サソリvs巨大尺取り虫!
そして、決死の脱出劇!
スリリングな攻防に思わず
手に汗握る。

クライマックス!激戦の興奮が
最高潮に達しようという時に、
「次こそは…!」と
ビリビリ感電する狙撃手がもう
最高だった!ぶははは☆(笑)
超空間コベ

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