おなべ

見知らぬ乗客のおなべのレビュー・感想・評価

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)
3.8
◉《アルフレッド・ヒッチコック》監督の中でも傑作と呼び声高い本作、撮り方の拘りや緊張感を煽る演出がやっぱり巧かった。

◉某有名テニスプレイヤーのガイは、乗車していた列車の中で不審な男に声を掛けられ、妻に殺意を抱いている事を見事に言い当てられる。そして事態は思わぬ方向への発展し…。

◉兎に角、BGMで緊張感を演出するのは勿論の事、ここぞという重要な場面で撮り方を変えたり、序盤から時間を掛けてしっかり気持ち悪さを助長したりと、様々な手法で観る側を煽ってくる。その煽り方が絶妙に巧くて、流石この道の権威と言わざるを得ない出色の出来栄えだった。

◉ブルーノはサイコ野郎。
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