はま

パッセンジャーズのはまのネタバレレビュー・内容・結末

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

(2024/2/24追記)
すっごい昔に観たし一番大事な結末部分もうっすら覚えてたけど「パトウィル出てた⁉️(そこだけ記憶ない)」ってなって見直してみた。出てた?っていうか…メインキャストですが……衝撃…
結果、あの時の自分からは出てこない感想になったので追記してる。大人になった&沼ったなぁ。すっかり。

サスペンス・スリラーというジャンル“かと思わせといて”ヒューマンドラマだ、ってのが今作の一番のウリなわけで、そこに対して「オチが物足りない!」と難癖つけるのは良くないと思うわけですよ(5年前の自分に真っ向からケンカ売るスタイル)。
今回はちゃんと(結末も知ってたことだし)内容の部分をしっかり見つめ直そうという心構えで観れたので、一番最後はちょっとジーンと来た。
それぞれの「心残りは何か」が分かれば、腑に落ちる全部の違和感。初見で引っかかってたクレアとエリックの行き当たりばったりな恋愛も、それが“一歩を踏み出せなかった2人の心残り”と知った瞬間、違和感じゃなくなる。まあ、言うてしまえばこの映画は飛行機のシーン以外全部ファンタジーなので…違和感は違和感で当然である。
最後に思い返すクレアとエリックのはちゃめちゃな思い出、ええやん。←ってなってる時点でこの映画の勝ちなんよ。分かったか、5年前の私。


##パトウィル氏メモ##
出とることすら記憶にない時点で全部初見なんやて。なんなんこの人、脱ぎすぎちゃう?(??)開始数分ですっぽんぽんなんは予想外なんよ
アドベンチャーバイク乗ってるのもびっくりしたわーーー貴重。流石に乗りこむとこだけかと思ったら普通にアンハサとノーヘルタンデムで桟橋走ってるし。まじ?濡れてると意外と危ないよ?いいなあ背高い人はシート高ありすぎるアドベンチャーですら両足べったり着くんだね…へぇ…ふぅん…(若干の憎しみ)
こっちおいでよ!船乗ろ!誰のか知らんけど!ってクソ無邪気なデカいヤツが似合う男。
でも事故現場で「俺は生きてるんだ…!!」って縋るみたいに言うところだけは“生きてる時のエリック”を感じてちょっと苦しかった。
クレアとの最後(生前の話)の「絶対に大丈夫!大丈夫だから!」って言い続けて最後まで守ってくれてる感、もしかしたら私がパトウィル氏に感じてる“良さ”が一番詰まってた瞬間かもしれん。『インシディアス』のパパ然り『死霊館』の旦那然り…
守られたいって夢女ジャンルで合ってる?

5年前の私、もしかして吹替で観た…??嘘でしょU-NEXT吹替無いんだけど。しかも桐本さん?なんで、どうして吹替版配信ないの、どうして??????
5年前の記憶返して!!!!!!!












::::::以下初見⭐︎2.9付けた2018年の感想::::::

職場の映画好きが「No1映画」と称して事あるごとに引き合いに出してくるので、一応気になって観てみることに。

結果、やっぱり人は人だなぁなんてことを再確認するにとどまる。

というかここまで人によって感じるものが違うのかと若干の感動まで覚えるレベル。他人ってすごいな…!


そんな私が今作を観て一番に感じたのは、「コレ、あれじゃん、『◯◯◯◯◯◯◯』じゃん。」ってことです。内容が。
調べたらワンサカ同じ内容の感想が出てくるし、そりゃみんな思うよなぁ、って。

でもきっと脚本家はその『◯◯◯◯◯◯◯』を知らないわけではないだろうし(あまりにも有名すぎる)、そう思うとむしろよくこの内容で描き切ったなぁと謎の勇気を感じます。ブレイブ。

ただ設定が被ってるってだけでストーリー自体は別物なのでパクリだうんぬんはこれっぽっちも無いんですけど、私は正直途中(結構早い段階)で「これアレじゃん」って設定の根本的なトリックに気付いてしまって、感動もクソもなかったり…←

それを差し引くと残るのはアンハサ&パトリック・ウィルソンのやりとりなんですが、この二人の関係の展開は観ててイライラする部分もあって評価するのは難しい…。
言えるのは「私とは違う感性の人なんだなぁ」ってことぐらいです。



パッセンジャー対決はジェニファー・ローレンスの勝利かな…(??)
はま

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