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カラミティ・ジェーンのYukikoのレビュー・感想・評価

カラミティ・ジェーン(1953年製作の映画)
3.9
2021年6月4日   NHKBS放送
『カラミティ・ジェーン』   1953年制作
監督、デヴィッド・バトラー。

1870年代、アメリカ。サウスダコタ州ブラックヒルズ内に
あるデッドウッドという町。
アメリカ西部開拓時代の実在した女性ガンマン、
本名マーサ・ジェーン・カナリー(ドリス・デイ)がこの町に
居住時、ワイルド・ビル・ヒコック(ハワード・キール)と
ギルマーティン中尉と親しかった。
町の人達と、アデレイドという女優をシカゴから連れて
くることを約束したジェーンは、アデレイドの付き人の
ケティ(アリン・アン・マクレリ―)を間違って連れてくる。


男のような恰好をし、銃が得意のジェーン。
いつも男装をしているが、間違えてシカゴから連れてきた
ケティのアドバイスにより、ドレスを着て、女らしく振舞う
ようにすると、見違えるほどの女性になった、恋もうまく
いき・・・という話。
ところどころ歌が入るミュージカル映画。

「カラミティ・ジェーン」という名前だけ知っていたけれど、
実在した女性とは知らなかった。

プロの斥候だったとある。
斥候って、軍で、敵の情報を密かに収集する活動をすること。
偵察部隊のこと。

ジェーンは、インディアン達との戦いに関わる作戦に
何度も参加した。


「カラミティ・ジェーン」のあだ名の由来は、
「法廷の疫病神 (court calamity)」として、ジェーンが
法廷内の男性を怒らせ続けた結果、男性陣からジェーンへ
の警告として付けられた名前だと言われている。

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<カラミティ・ジェーン>  Wikipediaより抜粋
1866年: ジェーンが14歳の時に母は亡くなり、
15歳の時には父も亡くなって、6人兄弟の長女だった
ジェーンは、住む土地を変えながら、どんな仕事も引き受けて
弟妹を養ったとある。

1870年から1876年まで、軍人として制服を着て、斥候として
働き始めた。
カスター将軍、ジョージ・クルック将軍のもとで。

1876年、サウスダコタ州ブラックヒルズ内にあるデッドウッド
に定住した。
ワイルド・ビル・ヒコックに出会う。結婚??
同年、ビル、銃で撃たれて死亡。
娘ジーンの父親は?

1881年、モンタナ州マイルズシティで、牧場を買って宿屋を
経営。クリントン・バークと結婚。
娘ジェーン生まれる。

1893年、ショーのガンマンとして全米巡業に参加。

19世紀の終わりごろ、再びサウスダコタ州のブラックヒルズ
に戻る。
旅行先で肺炎を起こし、47歳で死亡。
ワイルド・ビル・ヒコックの墓地の隣に埋葬された。


<その他のカラミティ・ジェーンを扱った映画>
・平原児  1936年 セシル・B・デミル監督
      出演 ジーン・アーサー、ゲイリー・クーパー
・腰抜け二梃拳銃  1948年 ノーマン・Z・マクロード監督
      出演 ジェーン・ラッセル、ボブ・ホープ
・ワイルド・ビル 1995年  ウォルター・ヒル監督
      出演 エレン・バーキン、ジェフ・ブリッジス
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