このレビューはネタバレを含みます
いつも通り2.5が普通ね。
これ、かなりの低予算だったらしいけど、だとしたら、低予算でもそれなりのものを作れるという例の一つだとおもう。
でかいエイリアンが出てきて人も死ぬけど、思ったほど出てこず、どちらかと言うと男女のロードムービー的なヒューマンドラマって感じですすむ。
さて、語っている人があまりいないが、「ワルキューレの騎行」を口ずさんでいるシーンが伏線というかオチになっているのに気が付かなかった人が多いのだろうか?
気が付かなかった人は、別に映画好きではなく、ただの暇つぶしに映画見る人たちなんだろうな(笑)
それに気がつけば、エンディングに多少の胸糞悪さを感じるはずだ。
だって、一緒にメキシコからアメリカを目指してきて、やっとアメリカに入国し、やっとお互いに素直に好意を示してチュチュしているところに軍が来て救助されるのだが。。。
そこから冒頭に戻るよ。ワルキューレの騎行のシーンね。
冒頭を見直せば、女がおそらく死亡し、男が「助けてくれー!!」って叫んでいるのがわかるはず。
少々胸糞悪いけど、なかなかいい作品だと思う。