このレビューはネタバレを含みます
なんで出す手が揃っているだけで感動するのだろう。
ただリズムに合わせて手を出すだけ、腰を振るだけ。
そんな単純な事でこんなにも大きな感動に包み込まれるなんて。
舞台の上だからこそ輝ける。これはプロ。
でも、そこに至るまでの血のにじむ努力を感じさせないのもプロ。
ダンサーの終わったあとの笑顔の涙がそれを物語っている。笑っているのに泣いているなんて不思議。
もうストーブ貸してくれの辺りからずっと感動しっぱなしで涙が溢れました。
こんな風に純粋に、無条件に、それから底なしに誰かを楽しませる事が出来たらなぁ。
そんな存在になれるよう、また今日を生きていこう。そんな事を思った作品でした。