ずっと大切にしたい素敵な作品に出会えた!
とにかく演出が自分のツボで、サマーとの500日を時間軸あべこべで綴っていくとことか、車でトンネルに入るシーンとか、左右に振り分けられた理想と現実とか、悲しみで街に色が無くなるシーンとか、映画館のシーンで流れるモノクロ映像とか・・・数え上げるとキリがない。
ストーリーも、終盤に思い出の場所でサマーから告げられる言葉、ラストに主人公トムに訪れる次へのステップがずっと余韻で残って心地良い。
キャスティングも文句無しで、トム役のジョセフ・ゴードンの少年ぽさ(特に笑顔)、サマー役のズーイー・デシャネルの小悪魔感、レイチェル役のクロエ・モレッツのおませ感、会社の上司役のクラーク・グレッグの優しい感じ等どれも観ていて微笑ましかった。
作品中に流れる音楽も温かくて和むものばかり。
主人公トムにハッピーが訪れて街中で突然踊り出すシーンは、モテキの森山未來を思い出しちゃった。