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愛地獄のmmas02のレビュー・感想・評価

愛地獄(2016年製作の映画)
5.0
銀杏BOYZの一ファンとして購入・鑑賞。
満点の内容で永久所持確定!


峯田和伸との出会いは15年前に遡る。

2002年のグリーンデイ来日コンサート(幕張メッセ)でゴーイング・ステディというバンドを知り、世の中や大人に対する不満、異性に対するいやらしい妄想や欲望なんかを衝動的に歌う峯田のパフォーマンスに痺れてファンになった。

ゴイステ解散後に峯田が銀杏BOYZとして再出発した時、私は妻を銀杏BOYZのライブに誘い、妻もファンになった。

それからというものライブに出掛けたり峯田が出演する映画・舞台を観たりと共に楽しみ、峯田以外のメンバーが銀杏BOYZを脱退することが発表された時は共に悲しんだ。
銀杏BOYZは、私にとって妻にとって紛れも無く特別な存在。


本作は、銀杏BOYZが発する熱量をライブに行かずとも家で感じられて文句無しに良い。
一見すると無茶苦茶なライブパフォーマンスも、全ての曲(詞)に耳を傾けると純粋さ故の行為であることに気付かされる。

峯田が一人ぼっちになる前後の両方が収録されていて、涙が出そうになるシーンもあった(峯田のMCは時期によって哀楽の感情が分かれている)。

また、”生きたい”という曲を歌唱する峯田の姿は凄みがあり、観ていて息が詰まった。

さて、峯田が時折見せるはにかんだ笑顔に癒され明日への活力を十分に得たところで今日は眠ろう。
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