バナバナ

僕のピアノコンチェルトのバナバナのレビュー・感想・評価

僕のピアノコンチェルト(2006年製作の映画)
3.4
主役のテオ君は、日本にも演奏旅行に来た事がある本物の天才ピアニスト少年だそうです。

テレビでアメリカの大学で勉強している、日系で中学生位の歳の天才児を見た事がありますが、
教授のどんな質問にも即答で答え、周りの20前後の大学生からは確かに妬まれていました。
本人も友達が誰もいないせいか、かわいげが無く、拗ねた感じでした。
まさに、この映画の主人公の少年とそっくり!
そして、天才児は楽器もプロ並みに弾ける人が多く、その子も趣味としてバイオリンを弾き、地域の交響楽団で演奏していました。

で、この主人公の親は、息子を勉強方面での活躍より、ピアニストとしての成功を特に強く望むのですが、
子供が自分のペースでやりたいと反乱を起こす、というお話です。

私はこの少年が、祖父とのつきあいや人との出会いなどで、精神的なところが成長する話かと思っていたのですが、この子はもう出来上がっているのです。
ただ、本人がその気になるのを待つだけ…という展開だったので、あまり面白くなかったです。
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