シュークリムオ

ランダウン ロッキング・ザ・アマゾンのシュークリムオのレビュー・感想・評価

1.5
この作品が公開されたときは、とてつもない期待感で溢れていた。ロックがWWEから本格的に映画俳優と転向していくぞという頃のもので、合わせて当時おもしろコメディーの常連ショーン・ウィリアム・スコットが共演のアクションアドベンチャーという内容で、おもしろくないわけないじゃんという期待感MAX。…がしかし、上手くはいかなかったのだ。これは今見てもそうだったので、作品として失敗していた様子。テンポが悪くて、ダラダラ話が進み、しかも説明が上手くないのか、彼らが何者で、結局何をしたいがためにワーワー騒いでいるのかがさっぱり入ってこない。アクションシーンも撮り方が上手くないのか、全然盛り上がらない。主演だけでなくヒロイン、敵役、脇役まで超豪華キャストで、監督は後にそこそこおもしろいアクション映画を撮っているピーター・バーグ、非常にもったいない。同キャスト・スタッフで再度リメイクしてほしい作品だ。

【筋肉覚醒前のロックが見れる貴重な作品】
ロックことドウェイン・ジョンソンは、まだ筋肉覚醒前。それでもムキムキなはずなのに、今の覚醒後を見ていると体が小さく見える不思議(笑) 髪の毛もあるし、肩のタトゥーもない、まだまだ普通の人だった頃を見れる貴重な作品であることを記録しておく。