桃子

007/ダイヤモンドは永遠にの桃子のレビュー・感想・評価

007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)
3.0
「月面車」

ジャスト1カ月前にBSで吹き替え版を鑑賞。若山弦蔵さんの声を久しぶりに聞いた。
原作を原語と翻訳本ですべて読み、映画も全部見ているという007フリークは絶対にいると思う。そういうディープな人が見るのと、私みたいな全くの素人が見るのとでは感想が違ってくるだろう。私は007シリーズに関しては全然思い入れはなく、新作が公開されると気が向いたら映画館の大画面で見て満足し、そのあと内容はすっかり忘れ果てる、というパターンを繰り返してきた。
ショーン・コネリーがボンドを演じていた007映画は、何本か見たことがあったのだけれど、この「ダイヤモンドは永遠に」は初見だった。忘れたわけでもなく、正真正銘の初見!こういう話だったのかと思っただけで、特に面白かった!とは言えない。唯一なんとなく覚えている「ゴールドフィンガー」の方がよっぽど面白いと思う。
強いて言えば、月面車が面白かったかなあ。アメリカではこの時代にアポロ計画が華やかだったから、映画にも使ってみようということだったのかも。砂漠を月面車で逃げ回るボンドが滑稽で楽しかった。
これほど長く続いているシリーズはそうそうにない。最新作の「ノー・タイム・トゥ・ダイ」は25作目だという。本来なら4月10日から公開される予定だったが、11月に延期された。ダニエル・クレイグは大好きなので絶対に映画館に行くつもり!
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