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ノスフェラトゥのarchのレビュー・感想・評価

ノスフェラトゥ(1978年製作の映画)
2.4
微妙。大まかなあらすじを知ってら状態での鑑賞が一つのハードルになるのは仕方がないにせよ、尺配分に問題がある。
ドラキュラ城にたどり着くまでがダラダラ、船上での場面は省略、ペストが流行って街中の人が死ぬが、気づいたらほとんど街は壊滅してる状態、なのに棺桶を運んでいるシーンはちゃんと二回映す。全体的にバランスが破綻している構成していて、冗長に感じてしまった。

ノスフェラトゥを強いライトで照らして異質な存在感で演出することに凝っているが、そこもあまり好みではなかった。
クラウス・キンスキーの良さが全く出ていないし、狙ってるのか分からないがギャグっぽくなっているのが受け入れられなかった。

唐突に出てくるヴァイオリン下手くそな少年の演出とかが好き。
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