トム、おかしくなる
前作のJ.J.エイブラムスに続いて、今作は「Mr.インクレディブル」のブラッド・バードを大抜擢。こんな超大作で実写デビュー作というから驚き！
サイモン・ペッグ演じるベンジーがメインキャストとして出演しているからか、過去のシリーズ作に比べてユーモラスなシーンが多い印象。何気に初登場のジェレミー・レナー演じる分析官のブラントもお茶目でかわいかったりする。
ド派手なアクションはもちろん、これまで以上にハイテクなスパイグッズもたくさん登場したり、ハラハラするような展開も多く、非常にエンターテイメント色の強い作品となっている。
ハイライトはなんといってもドバイのブルジュ・ハリファを登るシーン。あんなの絶対無理だわ。見てるだけでお股がスースーする(笑)。
そういえば、あのペトペト登るシーンは「パディントン」でパロディにされてましたね。
一見、トムの派手なスタントに目が行きがちですが、脇を固めるチームのメンバーたちも非常にキャラが立っているので、いろいろな見せ場のある作品となっています。
ちなみに敵の女エージェントであるモローを演じたレア・セドゥは、後に「007 スペクター」にも出演し、ボンドガールを演じます。二大スパイ映画に出演した女優となりました。
