rage30

処女の泉のrage30のネタバレレビュー・内容・結末

処女の泉(1960年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

娘を殺された男の話。

ストーリー自体は至ってシンプルで、「娘を殺された父親が犯人に復讐を果たす」という内容になっています。

話自体は分かり易いものの、逆にシンプル過ぎて「で?」となってしまいました。
神の不在というテーマを描きたいのは分かりますが、信仰心のない人間からすると、ただの胸糞話を聞かされただけに過ぎませんからね。

現代の映画だったら、犯人の善良な部分を描いたり、父親の復讐にも葛藤を挟んで、もっとサスペンス性を盛り込むと思うのですが、良くも悪くも、商業性や娯楽性が問われず、アートとして映画が作られていた時代だったのかもしれません。
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