久々に鑑賞した。
以前観た時も思ったけど、主役の二人を演じるジェレミーアイアンズとジュリエットビノシュの演技力と力技で引っ張る映画だと改めて強く思った。
ビノシュのファムファタールっぷりはすごいし(彼女はこういう役が昔から本当に似合うし上手い。今はだいぶお母さん的な役も多いけれども)ジェレミーの堕ちていく男っぷりもたまらない。(この人もこういう役やらせたらやっぱり本当に上手い)
二人の関係に倒錯しながら堕ちていく物語は、非現実的だけどだからこそ官能的で惹かれるんだよね。このあたり、映画だからこそのおもしろさと美しさと儚さだと思う。
主役の二人のベッドシーンは語り継がれるべき名シーンだと思う。
この時のビノシュの美しさと肌の綺麗さ…本当に奇跡みたいだな。