ラーチャえだまめ

Vフォー・ヴェンデッタのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)
5.0
『“人民”が“政府”を恐れるのではない。“政府”が“人民”を恐れるのだ____。』



時は第三次世界大戦後のイングランド。全体主義万歳!!独裁者アダム・サトラーによる“独裁政治”が進む近未来___「を」舞台にしているというのに!?個人の自由が制限された世界!?夜間外出が禁止され“秘密警察”なる法を犯しても罪に問われないただの悪徳ポリ公が蠢く世界ですよ!?ニュース番組の報道は政府が犯した罪や政府にとって都合の悪い情報などは一切放送されず、事件の“隠蔽”すり替えといった工作が当たり前のように行われ!?バラエティ番組で政府にとって“不適切”とされる過剰な演出、または発言等をした人気司会者が降板(暗殺)される、これって今まさに日本が、我々が向かっている「先の世界」に見えてこないだろうか!?


当時私は物凄く偏りのある“フィクションの話”だな〜、などと感じていた、その“フィクションの世界”が、今の私には“とてもただの作り話”のようには思えないのであります!!とても他人事のように思えないのですこの“おかしな世界”が。これって、物凄く“恐ろしい”ことだとは思えませんか!?勿論日本だけではなくそれこそ北の国なんてまさにこの映画の世界そのものだったり、“過去”この映画の世界は存在した、だが“未来”を考えた時、この恐ろしい過去が再び少しでもアタマの中を過ぎる……それが今我々が向かっている世界なのだとしたら、、、、?コレほど恐ろしいものはない。



ブログにも感想を書きました↓
https://edamamemamade.wixsite.com/edamame-movieimpact
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