Nao

クリーン、シェーブンのNaoのレビュー・感想・評価

クリーン、シェーブン(1993年製作の映画)
3.6
統合失調症の症状は計り知れなくて痛々しいものだった。
他の作品でも同じ病気を題材として取り扱ってるものがあるけれど、本作は自傷行為が際立っている。
ただ、普通に生きたいのに病気が家庭環境の悪化や周りの冷たい視線と思い込みに繋がる。
とてつもなく不条理で、やるせない気持ちになる。
謎のノイズが余計に世界観へと引き込まれる。
これがあるのと無いのとではまるで違う気がした。
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