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ハリーの災難のtransfilmのレビュー・感想・評価

ハリーの災難(1955年製作の映画)
3.4
21本目のヒッチコック監督作品。huluにて。
前回、次観るのは「フレンジー」と宣言してた気がするけど
観始めたのが夜遅くだったので、上映時間が短いこちらをチョイス。
上映時間短めだけど、それでも長く感じるゆったりした映画。
とあるのどかな集落で、死体があってものどかなままという
コメディ調サスペンスです。

ヒッチコック監督がこの映画を撮ったのは、

いつも映画で人ばかり殺してるから、そろそろもう死体が出てきても誰も驚かないだろうな。だったら、映画の中でもそうしてしまえ。

と思ったからなのかな。
あるいは、ヒッチコック監督自身がこういうのどかな田舎が好きだったのか。またはそういう穏やかな気分だったのか。

よく分からないけど、とてものんびりしたサスペンス映画で、夜遅くに観るとだいぶ眠くなる作品だった。
たぶん、船長やロジャーズと同年代の人たちのほうが好みそうな映画だと思う。
個人的には、この映画のほとんどの「災難」はハリーにとっては別に悪いことではないと思う。

huluの良いところは、ヒッチコック監督の映画数本と、チャップリンの映画数本入ってるところですね。Netflixは古い映画全然入っていないのが残念。ついでにゲームオブスローンズが入ってないのも。

この映画とゲームオブスローンズを観て得られる共通の教訓:
占いに頼ってはいけません。
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