なりかけゾンビ

ハリー・ポッターと炎のゴブレットのなりかけゾンビのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

男子達の拗れた青春や魔法学校対抗試合が面白いけど、怒りが煮えたぎったまま強制終了するラストが釈然としない4作目


内容
三体魔法学校対抗試合が始まる。炎のゴブレットによって、各校の代表が1づつ選出された。しかし、何故か異例の4人目の代表者としてハリーが選ばれてしまう。


当時、劇場で観たのはここまで、、、
理由としてはこのシリーズに自分が求めていた『明るく心温まるファンタジー』が消えたことだと思う…


面白い点としては
すれ違うロンとハーマイオニー、恋に奥手すぎるハリーの青春が焦れったくて面白いし、
小学生だった自分には刺激が強かったドラゴンや西洋版カッパの水魔との戦闘シーン、木が襲ってくる巨大迷路など映画ばえするシーンはあるんだけどね…


なんせ暗い。3作目は暗かったけど、演出上暗い方向に振り切れていた。
だけど、今作は釈然としない暗さ。


先ず、青空が出てこない。常に曇り。霧。
あとストーリーが暗い。ヴォルデモートとの対立構造が明確化される起点となるのは分かるけど、
生徒が殺されて、敵一人は呆気なく捕まえちゃいました…みたいな展開が消化不良すぎて、煮え滾る復讐心の行き場が無い…
(これが5作目の挫折に繋がる)


個人的にクリス・コロンバスやジョン・ウィリアムズが手を引いてしまったことも要因として大きかったのかなぁーなんて考えてるけど


映画と同時に読み進めていた原作も、炎のゴブレットあたりでページ数が倍近くなり、登場人物も激増したことで誰が誰かわからなくなり、小学生の頃の自分にはかなり苦しくなった思い出が蘇った😫💦


さて、次は1番の難関!心して挑まなければ…😓
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