スガシュウヘイ

昼下りの情事のスガシュウヘイのネタバレレビュー・内容・結末

昼下りの情事(1957年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

原題は『LOVE IN THE AFTERNOON』
というきれいなタイトルなんですが、
邦題はなんか卑猥な感じがして嫌ですね。


ゲイリー・クーパーに名前を聞かれたヘプバーンが、
“私は昼下がりの女”と答える場面がありましたが、
これも本当は
“I'm a girl in the afternoon”というおしゃれな返しなのです。


変な邦題に惑わされて、
こんなにいい映画をこれまでずっと見ずにいました。


ラスト。
汽車を見送るホームで、
涙を輝かせながら、
最後の最後まで意地を張り続けるヘプバーン。
これがとっても良かったです。


製作:1957年
監督:ビリー・ワイルダー
脚本:I・A・L・ダイアモンド
出演:ゲイリー・クーパー、オードリー・ペプバーン